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2011年5月28日 (土)

昼酒バンザイ! 江戸の風「稲毛屋」

「写楽展」を観に東京国立博物館へ・・・。

鶯谷駅を降り、テクテク歩き東京国立博物館の平成館へ向かう。

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平日の午前中ですのでそこそこの来場者数ですが、なんせ版画ばかりの展示ですから、絵画に比べて展示物が小さいので皆さん近くに寄って見たがるし、結構な枚数なので前半は進みが悪かったですね(苦笑)

半可通的には、ただ顔だけの大首絵よりも所作が分かる大首絵や全身図をメインに見て回る。

仕事にも繋がるし、浮世絵は勉強になるなぁ・・・。

そんな「写楽展」ですが、同じ芝居、同じ役者の浮世絵師違いの作品など展示の仕方も面白く、かなり楽しめました。

写楽がメインなので、人物画ばかりですが、これだけの作品を一気に見て回れる機会はあまりないと思うので、浮世絵に興味があれば是非!って感じ。

 

とまぁ、芸術だけではお腹は満たされないので、そろそろ御酒でもいただきましょうかねぇと博物館を出てテクテク歩いて鶯谷駅へ向かい、山手線に乗り西日暮里駅で下車。

そこからテクテク歩いて向かった先は「稲毛屋」

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入店すると、開店直後なのにカウンター席にはすでに数人のお客さんが座っている。

うわっ、今日は早くから混んでるなぁ~と思いながら「どうぞこちらに」と案内され、空いているカウンター席に着席。

え~、まずは半可通的ここでの定番酒に、字面から美味そうな気配がプンプンする肴を注文。

んで、運ばれてきた。

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「而今 純米吟醸五百万石火入れ」をいただく。

スッキリジューシーな甘みとスッとシャープな酸に程よい厚み&艶っぽい旨みが、心地よい含み香と共にふんわり。キレも心地よい。

上立ち香よりも、含み香がちょい華がある感じで、そのの含み香と艶っぽい旨みがとてもマッチ。

ジューシーな甘酸という感じよりも、やや酸が引っ張っていく印象。香りは多少あるタイプですが、キレ感はさすが「而今」ってキレ。 

いつもの、お通し。

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冷えたのが出てくるのかと思っていたら、温かいのが出てきた。

「鰻の小骨のつくだ煮」

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美味い!

同じ値段の鳥かつ煮にしようか悩みましたが、これにして正解♪

ご飯のおかずにもお酒のアテにもなる適度な濃さと旨味。

思っていたよりも量はあるし、これだけで何杯もお酒が飲めるぞ!

というか、これをお土産販売してほしい!

さぁ、これに負けじと濃い目のお酒を頼もうかしら?

んで、注文。

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「若駒 特別純米生原酒 無加圧採り」をいただく。

やや太めのジューシーな甘酸とグ~とした旨みがホワッとふくらみ、酸でキレ。緩く絞ったという感じのオリの旨味具合で、旨味濃いが残らない。

とまぁ、クイクイお酒をいただいていると、隣のお客さんから「日本酒好きなんですか?」と声を掛けられる。

お店の人から声をかけられることはありますが、お客さんから声を掛けられるのは稀なケース。

なんせ負のオーラがダダ漏れしているから(苦笑)

しっかりとした身なりの方だし、店主さんとのやり取りからここの常連さんっぽいし、変なのに絡まれたとは思いませんでしたが、正直日本酒マニアの話相手に捕まったな・・・と最初は思いました(苦笑)

と話をしていくうちに、あれっ?この人ただのマニアってレベルじゃねーぞ・・・と分かりだす。

と話をしていくと、某有名なお酒の会の主催者さんだと分かる。

1年くらい前かな?とある人から、業界人ではないのに個人で企画するレベルの高いお酒の会の話を聞き、そのイベント名をその時知ったんですよね。

それを聞いたときは、そんなの個人の企画する会レベルじゃねーよ!っていうのが、正直な感想(苦笑)

まさかその主催者さんと偶然お会いするとは・・・。

本人は「ただ好きなだけだから・・・」とおっしゃっていましたが、その好きの熱量&人脈と、家外関係なく日々の飲酒量は半端ない(苦笑)

きっと日本酒マニアの目指す、頂的な人なんでしょうね。

 

そんな感じでお隣りの方とお話しながら次に飲んだのは、これ。

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「長陽福娘 山田錦純米辛口無濾過生原酒 直汲み」をいただく。

ピチッとした口当たりでジュッとした甘みと山田錦らしい弾力感がフッと広がりながら、シュ~とした酸が引っ張っていき、キレもスッ。

酸が主張しながらも、米の旨味感と直汲みらしいピチピチ感がとてもマッチ♪

キレがズバッとかスパッと爽快にキレるというよりも、心地良くスッキリとキレる感じ。

冷酒で飲むなら、以前飲んだ山廃よりもこっちの方が好きですね。

 

とまぁ予定では、今日は3杯までと決めていたんですよね。

なぜならこの後、幼稚園のお迎え(14時)があるから。

以前嫁とお迎えにいったときも、日本酒2杯で嫁から「お酒臭いし、顔赤いし、飲んだの丸出しだよ」と注意されたし・・・。

ただでさえ社交的ではないのに、さらにアル中だと同級生のママさん達に思われるのもいかがかな?と、さすがに思うわけでして・・・。

ただ、お隣りの人にあのお酒はオススメと言われてまして、自身の酒欲か世間体を取るか非常に悩ましく、とりあえずいつもの丼を注文。

「鳥カツ丼」

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当然、美味っ。

かっこめ、かっこめ。

あれっ?

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「正雪 純米大吟醸備前雄町生」をいただく。

お隣りの方いわく、これの生、しかも原酒というのはかなりレアみたい。

ふんわりした甘みと酸に雄町らしい旨みと風味がふんわりふくらみ、フッとキレ。

イメージしていたよりも米の旨味感がありますね。旨味ありますが、磨いた旨味なのでふんわりしている。

雄町好きも静岡吟醸好きも満足するバランス感♪

 

とそんなこんなで時間がきたので、お店を後にする・・・。

とりあえずお迎えの方は、何とか5分前に幼稚園に到着し一安心。

高田馬場駅で西武線に乗り換え時に次の電車が来るまで少し時間があり、そのおかげで駅構内のスタバでコーヒーを買うことができたので、それほど酒臭くはないだろうと思いながら(信じながら)、お迎えできました。

スタバの力を、信じてる(関西弁風に)

 

「稲毛屋」さん、美味い料理とお酒ごちそうさまでした!

(お隣りの方、このブログを見つけることはないと思いますが)色々なお話を聞けて楽しかったです!

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コメント

正雪の雄町生原酒は、雄マチスモとして垂涎ですが、、、
写楽の純吟雄町を飲まない姿勢にがっかりだよッ(^^;

今日から始まった根津美術館の古伊万里・鍋島・柿右衛門展と、
来月頭から太田記念美術館の歌川国芳・没後150年展は興味津々っス。
どちらも、ウチからアクセスの良い千代田線沿い。
さて、千駄木か・・・

投稿: トール | 2011年5月28日 (土) 13時59分

トールさん

>写楽雄町
あれば完璧な流れだったのですが…。

>根津美術館
あそこは庭園もいいですよね~。

>太田記念美術館
一度行ったことがあります。
確か靴脱いでみるところでしたっけ?
その時も浮世絵関係だった気がする…。

>千駄木
天気悪いし、今週末くらいまでなら、まだ正雪残っているかも…。

投稿: 半可通 | 2011年5月28日 (土) 18時58分

稲毛屋は日本酒猛者の集会所ですね(敷居高)、自分みたいなにわか日本酒好きが行くような所ではないのですかね?しかしながら鳥かつ丼メチャ美味そうですね、今は友達と富士吉田にある大学の学寮に行っているのですが、何とか稲毛屋さん以上の酒のつまみを発見したいと思います(稲毛屋さん行ったこと無いのですが…)。

投稿: ボリショイ荒川 | 2011年5月29日 (日) 04時12分

ボリショイ荒川さん

猛者もいるってだけで、敷居はそんなに高くないですよ。
ビールや焼酎飲んでいる人もいますし。

まぁレアなお酒を昼間から一人で飲めるお店だし、ご飯物食べる前に軽く1杯が出来るという貴重なお店ではありますね。

>富士吉田
ブラックバスしか思いつかない…。
あとは信玄餅(苦笑)

投稿: 半可通 | 2011年5月29日 (日) 09時23分

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