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2012年4月16日 (月)

「2012 関東信越きき酒会」に参加してきた

「関東信越きき酒会」に参加してきました。

昨年は確か震災の影響で中止になったような気がしますので、参加は2年ぶりになるのでしょうか?

無料で6県のお酒が色々飲めるぜ!というマーベラスな会ですが、渡される資料等ホスピタリティの少なさ&会場の広さで、毎度どこからまわろうか&あの蔵はどこにあるんだ?ウロウロ・・・という行動をマゴマゴさせてくれる会でもあります。

まぁ無料なので、そんな事を言うのはお門違いですけど。

そんな会ですが、今回はまわった蔵や飲んだ蔵のメモは殆どとっておりません。

ですので、書き漏れしている蔵やお酒はモチのロン、味の感想等もイマイチハッキリとは覚えておりません。

しかも今回は、お酒をガツガツというよりもトーク多めという感じでしたので、飲んだ数も結構少なめです。

というわけで、こんなに飲んだぜぇー!ドーン!!的なお酒の名前をズラ~と羅列は今回はなしで、「こんなお酒の会に参加してきました。楽しかったです(はーと)」という脳が完全発酵したミクシィで友達にだけ見せてろや!的な質の低い内容death。

 

んで、当日。

15分前には集合という巨人軍並の規律を持った半可通は、16時過ぎにスーパーアリーナに到着。

Dscn6094

この時点で、入口前には並べずテクテク後方へ。

Dscn609516時過ぎ

開場まで約30分あるので、ごきげんな商業音楽を聞いてオブジェと化す。

今年はちょいと少なめかなという並び具合でしたね。

開場5分前で折り返しは1列でしたし。

Dscn60965分前

んで、開場。

しかし、「入場の際、荷物検査があるのでバッグは開けておいてください」というアナウンス。

Dscn6097入り口

しかし、この荷物検査もただバッグの中を見せるだけで、ミネラルウォーターとかの液体物を調べるわけでもなく、ただのぞかれただけ。

なんだ、超心配しちゃいましたよ!

だって手鏡に小型のビデオカメラを持っていたし、バッグにも不自然なところに穴が開いているバッグでしたが、ミニにタコ。

そんなこんなで入場。

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Dscn6099

ホント広いですな!

さてどこから回ろうかしらと・・・とテクテク歩くと、群馬県の島。

んじゃあ今年は群馬を色々飲んでみますかと、まずは存じ上げなかった「山川酒造」へ。

「利根川育ち 純米吟醸」

「利根川育ち 純米吟醸生」

「光東 本醸造」

「光東 普通酒(多分)

いただく。

おっ!どれも悪くないぞ。

特に「光東」は本醸造に普通酒も山廃仕込みということで、冷やでもいいけどお燗も美味そう。

こういう会だと地味ですけど、馬鹿にできない味わい。

お次は「永井本家」へ。

「利根錦 純米吟醸生」(新聞紙のやつ)

「利根錦 にごり酒(生詰)」

をいただく。

にごり酒が美味しかった。

本醸造クラスみたいですが、食中向きの酸といい感じのオリ具合。

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お次は「町田酒造店」へ。

「町田酒造 特別純米直汲み」

「町田酒造 純米吟醸生」

「清りょう(ホントは漢字だけど出てこない) にごり(多分生)

をいただく。

「町田酒造」は、以前よりも香りがスッキリしたような気がしないでもないような・・・。

まぁこの会用に取っていた直汲みも純吟生も、さすがの味わい♪

そしてにごりは、吟醸or特本クラスのにごりみたいですが、これいいですね♪

これは「町田酒造」ではないので、どこへでも流通するみたいです。

う~ん、町田はアル添系も美味い。

お次は「牧野酒造」へ。

「大盃 純米吟醸倉渕美山錦」

「大盃 純米吟醸吾妻玉苗」

「大盃 吟香粕取」

をいただく。

うわっ!超美味い!

今年初という契約農家さんに作ってもらった美山錦のお酒も、玉苗も両方いい!

過不足ない旨味と調和が取れたというバランス具合。

しかもこれで、美山は2,800円台で、玉苗は2,500円台というリーズナブルさ。

以前も書いたと思うけど、都内で扱っているのは新井薬師の酒屋さんくらいみたいだし、なんでこの蔵のお酒が都内で見かけないのかホント不思議。

まぁ都内が全てではないので大きなお世話ですけど、もっと知名度が上がってもおかしくないレベルのお酒。

そして大吟の粕で造ったという焼酎は、はいり口は吟醸酒みたいにスルッときて後半は蒸留酒というオモシロ焼酎でした。

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お次は「島岡酒造」へ。

「群馬泉 山廃もと純米」

「群馬泉 超特撰純米」

「群馬泉 純米吟醸 淡緑」

をいただく。

超特選純米がふわりとしつつ、シュルッという味わいで冷やでも美味い!

以前飲んだ時はもっと練れ練れだった印象ですが、これなら冷やでもウマウマ飲める。

といったら、淡緑の方が冷や向きでしょうね。

とここでも色々お話を聞く、というか蔵の方が色々教えてくれる(苦笑)

超特選と淡緑は中身は一緒。ただ火入れして後は熟成という超特選と違い淡緑は搾って火入れしてみたいな行程で1週間ほどこれに付きっきりになるみたい。

きっとそれが値段の差なんでしょうね。

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お次は「浅間酒造」へ。

「浅間山 純米吟醸」

「浅間山 辛口純米」

をいただく。

辛口も美味しかったですが、純吟が特にイイ。

イベント等で何度か飲んだことがありましたが、今年飲んだのは今までで一番美味しかった。

「これ美味いですね!」と蔵の方に言うと「実はコレ新酒ではなく22BYなんですよ」とのこと。

22BYを低温で寝かした商品みたい。

練れ感はなく、いい味ノリしたお酒でしたね。

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お次は「聖酒造」へ。

「関東の華 特別純米」

「関東の華 純米吟醸」

「聖 特別純米槽場詰め」

「聖 大吟純大」

をいただく。

「関東の華」はスッキリした系統でしたが、「聖」の槽場詰めはしっかりした旨味とジューシーなお酒でした。

多分若水という味わいと槽場詰めというのがとてもマッチした元気なお酒で、濃いのが好きな人はハマりそう。

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お次は「柳澤酒造」へ。

「桂川 純米酒」

「桂川 純米大吟醸」

をいただく。

今年初の純大が美味い!

金賞とるには純大は難しかったとおっしゃっていましたが、飲む分にはウマウマです。

香りやや華やかでも、まろやかでくどくなく、味わいもまろやかふんわり♪

お次は「聖徳酒造」へ。

「聖徳 純米吟醸」

「妙義山」の何か

をいただく。

お次は「柴崎酒造」へ。

「船尾瀧 純米吟醸」

ともう1種くらいいただく。

とこんな感じで飲んで話していたら、時間は18時。

あと1時間しかねーよ(苦笑)

そんな感じで隣の島の長野県へ移動。

まずは「菱友醸造」へ。

「御湖鶴 純米吟醸金紋錦」

「御湖鶴 純米金紋錦」

「御湖鶴 辛口純米」

「御湖鶴 信州乃生一本純米酒」

をいただく。

辛口美味しいですね。

蔵の半被を着ている人が注いでくれましたが、何となく蔵の人ではないような気がしましたので聞きたいこともありましたが、そのまま移動しました。

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お次は「田中酒造店」へ。

「水尾 辛口」

「水尾 特別本醸造」+お燗

「水尾 特別純米」

「水尾 純米吟醸」

「水尾 純米大吟醸」

をいただく。

うわっ!辛口美味い!

以前よりも明らかに美味くなっているぞ。

社長に「ちょっとこれ以前よりも美味くなってませんか?」と聞くと「麹の造り方を変えた」とのこと。

それで辛口や特本の質が特に上がったみたい。

この2本は2千円以下のレベルじゃないぞ(苦笑)

そして以前飲んだ23BYの火入れ特純の話しもしてみる・・・。

「以前はこの時期だとそれほど味ノリしてなかった印象ですが、今年の特純はこの時期ですでに味のってますよね?」と聞くと「最近になって、どのくらいの期間生でおいておいてから火入れをすると良いというタイミングを掴んだ」のこと。

なので、早い時期から火入れ酒でも飲み頃みたい。

う~ん、さすが俺。

違いが分かる男で困るわ(じがじーさん)

まぁとにかく「水尾」が売れているのは間違いない。

お次は「豊島屋」へ。

「豊香 純米直汲み」(確か)

「神渡 春誂純米」

をいただく。

神渡のお酒も美味しいですね。

Dscn6107

お次は「大信州酒造」へ。

「大信州 辛口特別純米」

「大信州 超辛口純米吟醸」

「大信州 別囲い純米大吟醸」

をいただく。

う~ん、さすが。

辛口はしっかり辛口。でも旨味ありつつ、きれい。

純大は旨味香りありつつ、ふんわりきれい。

レベル高いです。

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お次は「北安醸造」へ。

「うちは甘口のお酒です」と言われて2種類ほど飲みました。

1種は忘れましたが、もう1種がこれ。

「北安大国 五割麹仕込甘口純米原酒」

をいただく。

これ、いいですね。

珍しいスペックですが、トロリと甘く、でもフレッシュでしつこくなく、香りもサッパリ。

これで香りもあると飽きそうですが、いい感じの甘々具合と香りのバランス。

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お次は「高澤酒造」へ。

「豊賀 特別純米酒しらかば錦 22BY」

をいただく。

美味い!

「豊賀」って生酒のイメージがありましたが、火入れもあるんですね。

いい感じの練れ具合で、スルリと入ってスッとキレていきます。

ダレた感じはなく、ホントいい感じの味ノリ。

蔵の方も「どうしても生酒の方が人気がある」とはおっしゃっていましたが、火入れもイイです。

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お次は「酒千蔵野」へ。

「幻舞 特別本醸造」

「幻舞 吟醸」

「幻舞 特別純米無濾過生原酒」

「幻舞 斗瓶囲い吟醸中取り生」(ちょっとスペックは違うかも)

をいただく。

う~ん、ホントこの蔵はアル添上手。

本醸造でもアル添感少ないし、火入れ感もなく、ジューシー吟醸系だし、吟醸の香りと味とふくらみのバランスはお値段以上。

これで生だったら、値段と味で人気商品間違いなし!

吟醸生は、もうちょい寝かして落ち着いたのを飲みたい感じ。まだ元気過ぎですね(苦笑)

特純も、ジュワジュワした味わいにギリの張りという時期に飲んでみたい感じ。元気プラス香りもあると、オッサン半可通にはちょいとキツイ(苦笑)

オッサン論ですが、「幻舞」の生に慣れると火入れは物足りないかもしれませんが、この蔵特有の旨味あるのにきれいな味わいは、火入れの方がハッキリ感じられる気がしますね。

ホント、ここの吟醸&本醸造はレベル高い。

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お次は「伴野酒造」へ。

「澤の花 本醸造」

「澤の花 超辛口吟醸」

「澤の花 純米中取り」

をいただく。

本醸造は初めて飲みましたが、ここもレベル高ぇ・・・。

吟醸でしょ?っていう丁寧さを感じるし、爽やかな香味と過不足ない旨味。

そして辛口吟醸もスキッとしつつ、旨味はしっかりだし、純米中取りは艶やかな旨味ありつつやわらかで、心地良い穀物感とキレ。

全てが食中酒という味わいですが、酸主体でもなく、キレキレ主体でもなく、チーズや油系にという太さでもない和食系にとても合いそうな食中酒。

こう書くと淡麗で繊細なみたいな印象をうけるかもしれませんが、旨味も酸も爽やかな香りもあるけど洗練されたバランスって感じなので、物足りなさは皆無。

蕎麦屋とかに置いて欲しいわぁ。

安酒好きな半可通は蔵の人に「都内でもこの本醸造って買えるんですか?」と聞くと、「こちらで買えますよ」とちょうどブースにいたご夫婦を紹介される。

このご夫婦は板橋区の酒屋さんでして、お名刺をいただきました。

今度伺います。

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お次は「湯川酒造店」へ。

社長さんご夫婦と有名な営業の方がブースに立ってましたね。

「十五代九郎右衛門 特別純米9号生」と確か火入れ

「十五代九郎右衛門 純米吟醸」

をいただく。

らしさはありましたが、以前よりも洗練された印象。

そして「角口酒造店」にも行ったみたいですが、何を飲んだか記憶なし(苦笑)

2県だけで終わるのもなぁと埼玉県へ移動。

まずは「神亀酒造」へ。

「神亀 純米しぼりたて生」

「神亀 上槽中汲み」

「神亀 小鳥のさえずり」

をいただく。

生酒はしっかりと味があって、生酒でも「神亀」なら新酒じゃないんじゃ?と思いブースのお姉さんに聞くと「新酒です」とのこと。

ピチッという感じよりもトロリと感じるような旨味感があったので、新酒というのは驚き。

疲れずにウマウマ飲めますね。

そんな何種類かいただいていましたが、このブースに来る人達は濃いね(苦笑)

「今日は専務いないの?」とか大古酒だけ飲みにくる人とか、ちょっと他とは毛色が違う人がよく来る。

よくあるパターンとしては、マニアに今人気という蔵はいかにもマニアなニオイを醸し出している人&ミーハー臭プンプンの人がワラワラと来る感じですし、有名蔵になるとライトな人や日本酒詳しくはないけどここのは聞いたことある的な人がワラワラと来るというのは見かけますが、ここはどちらでもない(苦笑)

悪く言えばどこか信者的な人が多くて、他の蔵とは大変度合いのベクトルが違う感じ。

短い時間でしたが、そんな人ばかりワラワラ来るので注いでもらっていたお姉さんに「いつもこんな感じですか?大変ですね」と呟いてしまいましたよ。

お次は「清水酒造」へ。

「亀甲花菱 純米吟醸美山錦(確か)

「亀甲花菱 大吟醸」

後1種をいただく。

今年は家族だけで仕込んだみたいで、それに仕込み始めも遅く、今年は山田や雄町を持ってこれなかったとおっしゃっていました。

あともう1県くらい・・・と、フラフラしていて目についた「飯沼銘醸」へ。

「姿 純米吟醸無濾過生原酒雄町」

「姿 純米吟醸無濾過生原酒山田錦」

「姿 純米吟醸生 black impact」(スペルあってる?)

という(確か)3種をいただく。

相変わらず米毎の旨味をだしつつ、ギラっていて「姿」ワールド全開です!

雄町も山田さんも、生のもうちょい落ち着いたのを飲みたいという元気さでした。

それと黒ラベルがとてもいい感じでしたね。「姿」らしさはあるのにシュッとしてる。

ベースは同じなのに米毎の個性があって、お酒の会やこういうイベントで飲み比べる楽しさがありましたね。

 

とまぁそんな感じで終了。

他にもまわった蔵があるとは思いますが、覚えている範囲はこれだけ。

2回くらい残ったお酒を吐器にお酒を捨てましたが、他は全飲み。

クチュクチュペッができればもっと沢山まわれて確かな情報を書けるのですが、それが未だにできず・・・。

まぁ利き酒の仕方を覚える気もないけど。

今年はメモを取らずに欲張って色々飲むというのをしなかったので、かなり楽しかったです。

メモメモしないと気楽に楽しめるということに今更気づきましたよ。

参加者には関係者も多くて、コンサル?ジャーナリスト?の松崎さんとか酒販店さんらしき人が多数いましたね。

まぁ6県も来れば、挨拶回りするのが手っ取り早いし(笑)

そんな会ですが、まぁどこのお酒の会でも同じですけど、大吟だけ飲みまわる人が多かった。

いい年した人達ばかりなのに、しかも無料の会なのに、さもしいわ。

高い酒=美味い酒と思っている人も多いのでしょうけど、まずは「オススメください」とか言ってそれを飲んでから大吟とか貰えばいいのに、大吟がおいてあったらまず大吟!という人をよく見ました。

それと食べ物持ち込み禁止というのにトイレの前で食っている人達とかね(苦笑)

まぁさいたま新都心駅前のコンビニでツマミ買っている人達を見たので、やっぱりなという感じですが。

水も置いてあるのだから、酒と水のガチンコでいきましょうよ!という田村潔司みたいな発言で終わります。

 

参加蔵の方々、スタッフの方々ありがとうございました。

 

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コメント

先日は妹の結婚式で、牧野酒造の普通酒を散々飲み込まされて来ました。
冷やでイケるんですが、同蔵のもっといいのを知ってるだけに複雑(^_^;)

しかし、毎度、飲みながらの博覧強記ぶりに佩服いたします。
半可通さんの手記を頼りに、群馬の酒巡りに勤しみます(^_^)v

投稿: トール | 2012年4月16日 (月) 23時23分

トールさん

妹さんご結婚おめでとうございます!
それで親族がお集まりされたのですね。

それにしても、群馬県のお酒って一部だけ名が知れていますが、無名でも悪くないですね。
何か食べながら飲むのに向いた傾向のお酒が多い印象。

しかも安めのお酒がちゃんとしていて、ホント地酒って感じでした。

投稿: 半可通 | 2012年4月17日 (火) 09時30分

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